1947-12-04 第1回国会 参議院 財政及び金融委員会 第47号
○政府委員(河野一之君) 農業共済の関係でありますが、これは從來農業保險によつてやつておりましたものを新らしく農業共済制度に直しまして、それに対して更に保險をつける。こういう関係に変つて参つたのであります。從來の農業保險でありますると、水稻とそれから麦及び桑に限られておつたのでありますが、それと共に共済の原因といたしまして、冷害を除いておつたのであります。
○政府委員(河野一之君) 農業共済の関係でありますが、これは從來農業保險によつてやつておりましたものを新らしく農業共済制度に直しまして、それに対して更に保險をつける。こういう関係に変つて参つたのであります。從來の農業保險でありますると、水稻とそれから麦及び桑に限られておつたのでありますが、それと共に共済の原因といたしまして、冷害を除いておつたのであります。
第一に組織の點でありますが、從來農業保險におきましては、一番末端に市町村農業會が共濟事業を個々の農家を對象にいたしましてやつておつたのであります。それに對して郡單位の保險組合がありまして、これが市町村の引受けた共濟責任の全額を保險いたしておつたのであります。それをさらに道府縣單位の連合會がありまして、これが郡の引受けた保險責任の七割を保險いたしておつたのであります。
〔清澤委員長代理退席、委員長著席〕 この運營につきましては、從來農業保險は農業會というものを共濟事業の母體にいたしまして、それから府縣單位の保險組合があつたのでございますが、今度農業會の解散とともに、新しく保險組合というものをこしらえなければならぬことになつておるのでございます。